求人募集に応募をするうえで、重要なポイントとして挙げられるのが待遇です。
一口に待遇と言ってもいくつかの項目がありますが、基本となるのが給料でしょう。
介護業界は、職種や資格の有無によって得られる収入が大きく変わります。同じ職種でも事業所によって金額が細かく違うので、自分の希望する仕事の相場と照らし合わせて判断しなくてはいけません。
相場よりも極端に低い場合は避けるのが基本ですが、中には休日の日数が多めなど、金銭面以外の部分で優遇されることもあります。金額だけで判断をせず、全体を確認することが大事です。
また、長く勤めていく場合のモチベーションに繋がる昇給についても忘れずに調べておきましょう。
給料と並ぶほど待遇で大事なチェック項目があります。それは、休暇制度の有無と実績です。
育児休暇中の給与の支払いについては各事業所の判断に委ねられていますが、大半の所が支払わない形を取っています。こうした問題を解決してくれるのが、育児休業給付金です。
これは、雇用保険から給付金を支払う制度のことで、金額は正規で貰える給料の2/3相当と定められています。しかし、事業所によっては制度が設けられているにも関わらず、積極的に適用しないケースも少なくありません。
給付金が受けられるか否かで生活の負担が大きく変化するので、過去に同じような理由で取得した人がいるかを調べておく必要があります。実績が不透明な職場は避けた方が無難でしょう。